
テラスカイは、SalesforceからLINEによるOne to Oneメッセージを配信するマーケティングソリューション「OMLINE-O(オムリン オー)」を2019年8月1日から提供する。
「OMLINE-O」は、CRMソリューションのSalesforceとLINEの法人向けサービス「LINE公式アカウント」を連携し、メッセージ配信からユーザー管理まで、LINEを使ったマーケティングやカスタマーサービスをSalesforceで一元的に行えるようにするサービス。
国内において月間8,000万人以上が利用するLINEは、Eメールと比較し、メッセージの閲覧率が高く即時性が強いのが特長です。Salesforceの顧客情報を基に、顧客ごとに適切なOne to OneのLINEのメッセージを送信することで、従来のアウトバウンド施策に比べ高いマーケティング効果を見込める。
利用ケースとして想定されているのは、Salesforce上の購入履歴や契約情報によるセグメンテーションでのキャンペーン告知や来店クーポン配信による顧客単価向上だ。製品情報配信によるリテンション・ブランディングや、Salesforceに登録されている契約情報ベースで、サービスや契約に関する連絡に使うケースもありうるという。
LINEの特徴である即時性と開封率の高さから、キャンペーンの周知などに効果的に利用でき、新商品の案内をはじめ、製品情報の周知に活用でき、画像での訴求が可能なことや、継続的なコミュニケーションが取りやすいことから、製品や企業イメージを構築するブランディング手段としても活用できる。
また、Salesforceに登録されている項目や値をテキストメッセージの中に差し込んで送信することもでき、日常的に利用しているLINEのプラットフォーム上で情報の確認を行えるため、利便性が高く、顧客満足度の向上に貢献するとしている。
OMLINE-Oの主な活用ケースと効果
顧客単価の向上
Salesforce上の購入履歴や属性といったセグメンテーションに従い、キャンペーンのお知らせや店舗への来訪を促すクーポン配信などのマーケティング施策を行うことができる。LINEの特長である即時性と開封率の高さから、キャンペーンの周知などに効果的だ。
顧客維持・ブランディング
新商品の案内をはじめ、製品情報の周知に活用できます。画像での訴求が可能なこと、継続的なコミュニケーションが取りやすいことから、製品や企業イメージを構築するブランディング手段としても、有効だ。
顧客満足度の向上
Salesforceに登録されているお客様の契約情報によって、サービスや契約に関するお知らせの連絡に使えます。Salesforceに登録されている項目や値をテキストメッセージの中に差し込んで送信することも容易に行える。日常的に利用しているLINEのプラットフォーム上で情報の確認を行えるため、利便性が高く、顧客満足度の向上に貢献する。
提供価格は税別で月額3万円から。
小規模ユーザーの場合、月額固定料金が3万円、無料メッセージ通数が4.5万通。中規模ユーザーの場合、月額固定料金が15万円、無料メッセージ通数が30万通。大規模ユーザーの場合、月額固定料金が50万円、無料メッセージ通数が300万通。
テラスカイでは、Salesforceを利用しているB to C企業を中心に本サービスの需要があるとし、サービス開始から2年間で100社への導入を見込んでいる。Salesforceと一元管理できるLINEのアウトバウンドに特化した競合ソリューションが少ないこと、また中小企業でも導入しやすい価格設定を行っていることが差別化要因であり、売り上げ規模や業種問わず、すでに複数の問い合わせを受けているとのこと。
株式会社テラスカイについて
テラスカイは、クラウド創成期からクラウドに取り組んできたリーディングカンパニーです。2006年の設立以来、クラウド時代の到来を一早く捉え、セールスフォース・ドットコムのコンサルティングパートナーとして、導入・普及に取り組んできた。導入実績は金融、保険業界をはじめ医療、サービスなど業界を問わず4,000件を超え、日本のコンサルティングパートナーではトップクラスの導入実績数を誇っている。また、多くの実績から得られた知見を基に、開発効率を飛躍的に改善するクラウドサービスの開発・提供を行っている。