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サーバーエンジニアとは?仕事内容・年収・必要なスキルや資格は?|需要の高まっているセキュリティ対策も見据えたサーバー構築

サーバーエンジニアとは?仕事内容・年収・必要なスキルや資格は?|需要の高まっているセキュリティ対策も見据えたサーバー構築
  1. サーバーエンジニアとは?
  2. サーバーエンジニアの仕事内容
  3. サーバーエンジニアの平均年収
  4. サーバーエンジニアに必要な技術系スキル
  5. サーバーエンジニアに役立つ資格
  6. サーバーエンジニアに向いている人・適正
  7. まとめ

    サーバーエンジニアとは?

    サーバーエンジニアとは、コンピュータシステムを運用するサーバーの設計・構築・運用・保守に特化した職種だ。デバイスの多様化やアクセス速度を上げる必要性、セキュリティの強化といった問題に対して、サーバーの新設や入れ替えを通して解決する役目を担っている。

    ネットワークエンジニアとの違い

    コンピューターには、データなどを保管しコンピューター自体を運用するサーバー機器がある。そのサーバーの構築や、サーバーソフトの設定を行う職業をサーバーエンジニアという。似ているものでネットワークエンジニアがあるが、業務内容を分けている企業が多く、仕事内容は全く別と考えた方が良い。

    大きく分けてサーバーエンジニアには2つの特徴がある。

    コンピューターシステムを運用するサーバー機器を設計し構築する。
    次に構築した後の運用・保守だ。
    クライアントから要望をヒアリングしたら、自社向けなのか外向けなのかどうサービスを展開したいのかを聞き、要望に沿ってどのタイプのサーバーをどのくらいの容量を使用するのかを設計する。提案が通ったら設計図に従ってサーバーの構築を行う。他にもネットワーク回線の配線作業や通信速度を見直し、OSやサーバーアプリのインストール・設定なども行う。

    ネットワークを繋ぐアプリケーションを担うネットワークエンジニアに比べると、サーバーエンジニアは物理的な作業が多いと言える。運用しながら必要に応じてサーバーを修正したり、障害が起きたら復旧作業なども行う。サーバーエンジニアには、コンピューターを影から支える役割だ。

    サーバーエンジニアはゲーム業界のインフラ的存在

    私たちが何気なく使っている電化製品やインターネットを、不便なく使えるよう整えてくれているインフラエンジニア。それに対して、サーバーエンジニアは企業の心臓部とも言える部分をつかさどる重要なポジションだ。人々の生活を豊かにしたり、会社の設備に不具合が起こらないよう見守ったりと、サーバーエンジニアたちの仕事はさまざまだ。その中で人々の心を豊かにし、癒し、時には、かき立てるのがゲームの仕事。あらゆる人を夢中にさせるゲームの開発、運営を支えるサーバーエンジニアはゲーム業界のインフラと言ってよいだろう。

    ゲーム業界は、スマートフォン向けゲームを中心に市場を拡大し続け、優秀な人材を常に求めている。サーバーエンジニアへのキャリアアップ、キャリアチェンジを考えるのであれば、求人の多いゲーム業界を視野に入れつつ、自身に足りないスキルを洗い出し、スキルアップしておくのが良いだろう。

    サーバーエンジニアの仕事内容

    サーバーエンジニアの仕事内容

    サーバーエンジニアの仕事は、大きく分けると2つある。1つはコンピューターシステムを運用するサーバー機器の構築作業、そしてもう1つはサーバーの運用・保守作業だ。

    サーバーの構築

    サーバーの構築作業では、サーバーを使用するためにサーバー構成の設計を行う。ネットワーク回線の通信速度や利用電源容量、コストバランスが適当かなど、プログラマーと相談しながら設定し、運用しやすい構成を考える。

    また、ラッキングや配線などの物理作業も、サーバーエンジニアにとって重要な構築作業だ。ラッキングとは、サーバーラックにサーバー機を挿入して固定することだ。ラッキングを行う際は、今後メンテナンスがしやすいよう配慮しながら設計を行う必要がある。

    さらに、OSやサーバーアプリケーションのインストール・設定なども重要な仕事だ。サーバーにはさまざまな種類があるため、利用するサーバーに合わせたアプリケーションを選択し設定する。

    サーバーの運用・保守

    サーバーの運用・保守作業は、サーバーを実際に運用しながら、その時々の状況に応じて変更を加え、管理していく業務だ。サーバーに何か障害が起きてしまった場合には、障害の原因を探り、再び問題なく運用できるよう復旧作業を行う。

    また、サーバーが攻撃されていないかの確認や日々のメンテナンスも、重要な作業の一つだ。障害を未然に防ぎ、サーバーの状態を良好に保つことが、サーバーエンジニアに求められている。 このようにサーバーエンジニアは、コンピューターシステムを陰ながら支えるという大きな役割を担っている。

    サーバーエンジニアの平均年収

    サーバーエンジニアの平均年収

    サーバーエンジニアの平均年収は契約形態や経験年数によって大きく変わるため、一概にはいえないが、20代は400万円、30代で500万円程度といわれている。
    もっと上の年収を目指すのであれば、サーバーエンジニアとしてのキャリアを積んだ上で、ネットワークエンジニアのスキルも習得していこう。

    サーバーはネットワークを利用して通信を行っているため、ネットワーク機器に強くなれれば、サーバーエンジニアとしての仕事にも良い影響をおよぼする。実務でネットワークインフラの設計、構築、保守管理が経験できれば一番良いが、それが難しいようであれば資格勉強をするのもひとつの手段だ。CCNP、CCNAなどの資格を習得できればスキルを証明できるので年収アップが期待できる。

    サーバーエンジニアに必要な技術系スキル

    サーバーエンジニアに必要な技術系スキル

    サーバーエンジニアが使うプログラム言語やデータベースの構築、コマンドライン入力などの習得は、エンジニアとしての基礎知識があれば、そう難しいものでもない。覚えておいて損は無いスキルは、あげればきりがないが、サーバーエンジニアとして働くにあたり、必要最低限習得しておかなければいけないスキルがある。ここでは、そのスキルを4つにまとめ、解説する。

    高いネットワーク性能を持つOS「UNIX OS」

    「UNIX OS」は、高いネットワーク性能を持つOSの一つだ。多数の接続要求に耐え、常時安定的に稼働する。ウイルスが多いWindows系サーバーOSと比較すると、セキュリティが高く、低スペックのサーバーでも動作しやすく、処理速度が速いのも「UNIX OS」の大きな特徴だ。

    「Windows OS」や「Mac OS」はパソコンを扱わない人でも聞いたことがあると思うが、「UNIX OS」はあまり聞きなれないことだろう。キーボードでの文字入力がベースで、知識をもった技術者でないと操作しにくいOSだが、逆に言えば、扱える人材があまりいないので需要もそれなりにある。

    常に人気が高いサーバーサイドの作業環境「LAMP」

    サーバーの中で動く作業環境としてのプログラミングをサーバーサイドプログラミングと言う。ゲームを含む、Webアプリケーション構築の要になるものだ。プログラミング言語を検索すると膨大な数がヒットし、サーバーで使われるものに限定しても多岐に渡る。

    そのため、会社によって使用される作業環境もさまざま。サーバーエンジニアとして働くにはなにかしらサーバーサイドの作業環境を習得しておく必要があるが、「LAMP」という「Linux」「Apache」「MySQL」「PHP」または「Perl」あるいは「Python」の頭文字をとった人気の高い作業環境がある。これらを優先して習得するのが良いだろう。

    最も普及しているデータベース言語「SQL」

    「複数で共有、利用されること」と「検索、加工すること」を前提に整理整頓された膨大なデータの集まりをデータベースと言うが、そのデータベースの操作や制御を行う事が出来るデータベース言語のひとつが「SQL」 (Structured English Query Language)だ。

    データベースに保管されたデータを検索したり、取り出したり、削除したりするために用いられる。「SQL」はデータベース言語の中で最も普及している言語のひとつで、習得すれば他のデータベースでも、大体同じように操作することが可能だ。

    パケット通信周りのしくみ

    携帯の契約の際などによく耳にするパケット通信。データをパケットとよばれるデジタル情報のひとまとまりの単位に分割し、送受信することを「パケット通信」という。

    携帯電話やインターネットを含めたデータ通信で主に使われており、回線の利用効率が良く、はば広く利用されている。サーバーとクライアントのデータのやりとりを円滑に行うには、この「パケット通信」周りのしくみを理解している必要がある。

    以上、この4つを最低限覚えておくことが、サーバーエンジニアとしてキャリアを築く上で不可欠となる。特に、上記にあげた最低限必要になるスキルのうち、「LAMP」はサーバーエンジニアとして業務を行う上で特に有効なスキルだ。

    「LAMP」は一例であって、組み合わせは他にも色々あるが、「LAMP」を習得出来ていれば、最低限サーバーエンジニアとしてやっていける。「LAMP」は関連性が高いため、そのうちの1つ覚えれば、他のスキルを覚えるのもそう難しい事ではない。まったく触れたことが無いと途方に暮れてしまいそうだが、どれも奥が深いので、知ることを楽しいと思えるかが、サーバーエンジニアとして活躍するための大きなポイントになるだろう。

    サーバーエンジニアに役立つ資格

    MCP(マイクロソフト認定資格プログラム)/OS関連

    この資格はマイクロソフト認定プロフェッショナルの略で、マイクロソフト製品に関する世界共通の認定資格制度プログラムだ。マイクロソフトは世界的なシェアを誇り、マイクロソフト製品の一定のスキルを取得することで多方面で活用することができる。スキルレベルは、以下の4段階に区分されている。

    ・MTA…IT業界への就職を目指す学生や新入社員の研修に適しており、基礎知識が取得できる入門レベルだ
    ・MCSA…基礎は身につけておりIT業界でキャリアを気づき始めた人向けのベーシック資格だ。その上のMCSEやMCSDの資格取得への登竜門だ。
    ・MCSE/MCSD…上級者レベルのITスキルと知識を保有し、IT業界人なら目指すべき資格。
    ・MCSM…最高レベルの製品専門知識と複雑な環境においても、解決策を構築する能力を証明するための資格だ。

    LPIC(Linux技術者認定試験)/OS関連

    この試験はLinux技術者認定資格で、上記で述べたUNIX系のサーバOSを採用している企業も多いのでサーバーエンジニアになるなら持っておくべき資格といえる。LPICには、3段階のレベルがある。

    ・レベル1…Linuxの基本操作、システム管理の基本、Linuxディストリビューションを利用するための知識を問う資格だ
    ・レベル2…Linuxの応用的なシステム管理やサーバー構築を行うための必要な知識を問うための資格だ。転職の際に企業へのアピールポイントとして取得しておくのがいいだろう
    ・レベル3…レベル2を習得していることが条件になっており、上級者レベルの資格だ。

    CCNA/ネットワーク関連

    中規模ネットワークの導入や設定、運用に必要なスキルを証明する資格だ。誰でも受験することができ、3年間という有効期限がある。ネットワーク関連の就職や転職の際はアピールポイントにしやすい資格だ。

    CCNP/ネットワーク関連

    CCNAの上位資格がCCNPだ。システム構築や管理に関する高い技術力を証明する資格だ。3年以上の実務経験がある現役ネットワーク技術者に適している。ネットワーク関連の企業で働きながら、キャリアアップのために取得を目指すのがいいだろう。

    サーバーエンジニアに向いている人・適正

    サーバーエンジニアに向いている人・適正

    サーバーエンジニアに向いている人としてまず挙げられるのが、ストイックに物事に取り組める人だ。

    サーバー構築、またハードウェアにソフトを埋め込むといった、様々な緻密な作業をサーバーエンジニアは行う必要がある。なのでもともと機械などを触るのが好きだったり、サーバーのシステムなどに興味があったり人に適正がある。

    またサーバー構築、監視業務などのためにクライアントへの提案、相談などもサーバーエンジニアの業務だ。なのでコミュニケーション能力が高い人も適正がある。

    まとめ

    サーバーエンジニアはサーバーに関する広い知識と正確さが求められ、クライアントが求めるサーバーに構築するだけでなく、日々の運用に問題がないかメンテナンスや保守などを行う。サーバー管理者として働くための資格は必須ではないが、サーバーOSの知識を深めることができ、キャリアアップのためにも資格取得は分かりやすい目標にもなり、転職の際はアピールポイントにもなる。企業を縁の下で支えるサーバーを陰でサポートしている存在ではあるが、サーバーのスペシャリストでもあり責任のある職業と言える。

    現代社会は情報に溢れている。その中で本当に大事な情報だけをピックアップし、吟味し、取り入れる事が大事だ。サーバーエンジニアも同じだ。常にゲーム内の動向を監視し、シミュレーションし、先回りして動くことが求められる。有事の際に慌てふためかず、早急に対応するためのスキルをしっかり身につけていこう。

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