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salesforce.comがビッグデータ分析のTableauを157億ドルで買収 Tableauブランドは継続

salesforce.comがビッグデータ分析のTableauを157億ドルで買収 Tableauブランドは継続

先週、Googleがデータ分析のスタートアップ Lookerを26億ドルで買収したのもつかの間、米CRM大手のsalesforce.comは6月10日(現地時間)、データのビジュアル化をはじめ、企業の持つ膨大なデータに意味を持たせるビジネスに参入すべく、ビッグデータ分析などのBIツールを手掛ける米Tableau Softwareを買収することで合意したと発表した。

買収総額は158億ドル(約1兆7013億ドル)で、支払いはすべて株式交換で行われ第3四半期中に完了の見込みだ。

Tableauは2003年創業のワシントン州シアトルに拠点を置く上場企業。直感的なデータ分析プラットフォームを提供しており、Netflix、Verizon、Charles Schwabなどを含む世界8万6000社以上の企業が採用している。

また、Tableauは上場しており、同社のClass AおよびClass Bの一般株は、Salesforceの一般株 1.103株と交換されると同社は言っている。つまり157億ドルという数字は、Salesforceの2019年6月7日時点の平均株価に基づく会社価値で表した買収金額になる。

買収完了後もTableauブランドを維持する。ワシントン州シアトルの本社やCEO Adam Selipsky氏率いる経営陣もそのまま残る。

salesforce.comは自社の分析プラットフォーム「Customer 360」を提供しているが、同社のCRM AI「Salesforce Einstein」とTableauのサービスを組み合わせることで、より直感的な分析プラットフォームを提供できる。

salesforceは、「Tableauの買収により、Salesforceはデジタル変革の推進において、さらに大きな役割を果たせるようになる。世界中の企業が自社の事業全体のデータを活用し、より深い洞察を得て、さらなる賢明な意思決定とインテリジェントなコネクテッドカスタマーエクスペリエンスの推進、イノベーションの加速を実現できるようにする」と説明している。

今回の契約は、CRMソフトウェアからデータ分析の深い部分へと多様化を目論むSalesforceにとっても、実に大きな契約だ。

かつて同社はLinkedInを買収しようと力を入れたが失敗に終わった(代わりにMicrosoftが買った)。LinkedInとTablearuに類似点はあまりないものの、今回の契約もSalesforceの既存顧客との結びつきを強化するのが狙いだ。

「世界No.1のCRMとNo.1の分析プラットフォームが一緒になった。Tableauは人々がデータを見たり理解したりするのを助け、Salesforceは顧客をつなぎとめ、理解するのを助ける。あらゆる顧客が世界を理解するために必要とする2つの最重要なプラットフォームを組み合わせることで、両方の世界の最高の部分を提供することができる」とSalesforce共同ファウンダー・チェアマン兼CEOのMark Benioff氏が声明で語った。

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